会社概要・沿革
会社概要
- 会社名
- クリングルファーマ株式会社
- 設立日
- 2001年12月21日
大阪大学・慶應義塾大学発創薬バイオベンチャー - 代表者
- 代表取締役社長 安達喜一
- 本社所在地
- 〒567-0085
大阪府茨木市彩都あさぎ 7-7-15
彩都バイオインキュベータ207
- 事業概要
- HGFを医薬品とするための研究開発、製造、販売
- 資本金
- 97百万円(2023年9月末現在)
- 役員数
- 取締役7名、監査役3名
- 従業員数
- 13名(2023年9月末現在)
- 上場証券取引所
- 東京証券取引所グロース市場
(証券コード:4884) - 決算期
- 9月
社名の由来
クリングルファーマ株式会社(Kringle Pharma, Inc.)
「Kringle(クリングル)」とは、HGFタンパク質の持つ特徴的な構造の名前で、デンマークのKringleという名前のお菓子に似た形であることに由来します。社名であるクリングルファーマ(Kringle Pharma)は、「Kringle(クリングル)」と製薬企業を意味する「Pharmaceutical company(ファーマシューティカル カンパニー)」から命名されました。
アクセス
- 住所
- 〒567-0085
大阪府茨木市彩都あさぎ 7-7-15
彩都バイオインキュベータ 207 - 代表番号
- TEL:072-641-8739 (10:00~12:00、13:00~17:00)
FAX:072-641-8730 (0:00~24:00) - アクセス
- 大阪モノレール彩都線(国際文化公園都市モノレール線)
『彩都西』駅下車 徒歩約8分
所要時間:千里中央駅より約17分
※所要時間には『万博記念公園』駅での乗換え時間を含みません。
※朝夕ラッシュ時には千里中央~彩都西間で直通運転が実施されます。
沿革
- 2001
-
- 12月
- 大阪市北区にクリングルファーマ(株)を設立
- 2005
-
- 5月
- 故中村敏一先生(大阪大学名誉教授)より、HGFタンパク質の開発実施権の許諾を得て、開発を開始(開発コード:KP-100)
- 2007
-
- 6月
- HGFタンパク質原薬(医薬品グレード)を量産する製造方法を確立
- 2012
-
- 4月
- 米国において、腎不全患者を対象とするHGFタンパク質の第Ⅰb相試験を終了
- 2015
-
- 3月
- 日本において、ALS患者を対象としたHGFタンパク質の第Ⅰ相試験を終了
- 2016
-
- 11月
- 日本において、声帯瘢痕患者を対象としたHGFタンパク質の第Ⅰ/Ⅱ相試験(医師主導治験)を終了
- 2018
-
- 10月
- 日本において、脊髄損傷急性期患者を対象としたHGFタンパク質の第Ⅰ/Ⅱ相試験を終了
- 2019
-
- 9月
- 厚生労働省が脊髄損傷急性期を対象とするHGFタンパク質を希少疾病用医薬品として指定
- 2020
-
- 3月
- 東邦ホールディングス(株)資本業務提携(脊髄損傷急性期を対象とするHGF医薬品の卸売流通体制を構築)
- 4月
- 米国クラリス・バイオセラピューティクス社とライセンス及び供給契約を締結
- 7月
- 日本において、脊髄損傷急性期患者を対象としたKP-100ITの第Ⅲ相試験を開始
- 8月
- 丸石製薬(株)と資本業務提携(脊髄損傷急性期を対象とするKP-100ITの販売体制を構築)
- 12月
- 東京証券取引所マザース市場(現:グロース市場)に株式を上場
- 2021
-
- 2月
- 慶應義塾大学医学部との脊髄損傷に対するHGF(肝細胞増殖因子)治療を応用した複合的研究に関する共同研究契約締結
- 8月
- 米国クラリス・バイオセラピューティクス社による神経栄養性角膜炎を対象とする第I/II相試験の開始
- 9月
- 組換えヒトHGFタンパク質(KP-100)の国際一般名称が「Oremepermin Alfa」(オレメペルミン アルファ)に決定
- 12月
- 「神経疾患の治療に適した HGF 製剤」の特許(欧州)登録
- 2022
-
- 3月
- 慶應義塾大学医学部と慢性期脊髄損傷に対する治療に関する特許を共同出願
- 9月
- 慶應義塾大学医学部と脊髄損傷に対するHGFとiPS細胞併用治療に関する特許を共同出願
- 11月
- 日本において、声帯瘢痕患者を対象としたHGFタンパク質の第Ⅲ相試験を開始
- 2023
-
- 4月
- 日本における、脊髄損傷急性期患者を対象とするKP-100ITの第Ⅲ相試験の患者組入れを完了
- 9月
- 米国において、組み換えヒトHGFタンパク質製造の効率・拡大化に向けてクラリス・バイオセラピューティクス社との協業開始
- 10月
- 脊髄損傷急性期を対象とする第Ⅲ相臨床試験の最終観察日終了
- 10月
- 重度脊髄損傷に対する当社と慶應義塾大学による共同研究成果の論文掲載
ラットモデルにおいて、急性期にHGFを投与し、その後亜急性期にiPS細胞由来神経幹/前駆細胞を移植することで、細胞移植単独治療よりも大きな機能回復を得ることに成功 - 11月
- HGFの新たな製造方法に関する特許の優先権主張出願
- 11月
- 脊髄損傷急性期に対する米国での開発に関し、米国FDAよりpre-INDミーティングにかかる回答受領
- 2024
-
- 1月
- 当社協業先であるクラリス・バイオセラピューティクス社より資金調達並びに今後の予定がリリース
- 2月
- 脊髄損傷急性期に対する第III相臨床試験の速報結果のリリース
- 3月
- 脊髄損傷に対してHGFを投与したときの遺伝子発現プロファイルに関する論文発表